個人的には菊×菊デュオが大変すばらしかった「超ひだまつりZ」

残り数ページを残して留めている某長期シリーズ小説の話もしたいのですが、今日はひだまりスケッチのイベント「超ひだまつりZ」に行ってきたのでその話を。

チョーさんによる前説や追い出しが神がかってたとか、ひだまり荘のセットが凝りに凝っててドリフのセットさながらだったとか、屋根の上にはちゃんとみどり色のあいつがいてうめ先生が登場する時は引っ込んでうめ先生が引っ込むとまた現れるという演出がすばらしかったとか、アスミスは相変わらずで舞台裏に引っ込んだマツキスの背中に向かって「しょうがないせんぱいだなぁ」とか言ったり大事なとこで曲名間違えたり仕込みなしで「せーの」とか言って誰がついてくんだ状態だったりしたとか、そんなアスミスにシンタスが異常に受けてたりとか、そんなシンタスのメガネパフォーマンスもすばらしくメガネ属性というのはこうして形成されるのかという気分になったりしたとか、ゴトゥースはなんか調子悪かったのか他の人との絡みはあまりなかったものの、ヒロとして沙英を呼ぶというシチュエーションなのに自分の部屋(101号室)に呼びにいって隣の部屋からシンタスが顔を出したシーンがセットの出来が良かったこともあり完全にシットコム状態だったとか、ウメスが「原作者で歌って踊れてタンバラーでネコミミで神」だったりとか、そんなウメスにマツキスがキスしようとしたり「萌え死ぬとはこういうことか」と発言したりとか、ひだまり組曲におけるmarbleのmiccoさんのスキャットがいちいちよかったとか、そういったことはたぶん他の人が書いてくださると思いますので、私は個人的にツボったmarbleの菊地さんとひだまりスケッチのBGM担当の菊谷さんについて書きたいと思います。

今回のイベントは歌メインで生演奏が売りということで、バンドがステージの上手にほぼ出ずっぱりだったんですね。で、何気にmarbleの菊地さんが左側でギター弾いてるなあと思ってはいたのですが、真ん中でギターの他に鍵盤ハーモニカを吹いたりしてた人がいてちょっと気になってたんですね。

この人がmiccoさんの紹介で菊谷さんと分かった時には俄然テンションが上がりましたね、わたしは。

ひだまりスケッチ オリジナルサウンドトラック

というのも、ひだまりスケッチのBGMはサントラも買うくらいに気に入っていて(ていうかキャラソンも含め大抵買ってるのですが)、作曲の菊谷さんてのはどういう人なんだろうと常々思っていたのです。まさか生で拝見できるとは。

というわけで、ちょくちょく菊谷さんのほうに目を向けていると曲の合間に前髪を息で吹き上げていたりしてなかなかお茶目な方でした。

ちなみに沙英のキャラソン「天性メガネリア」ではバンドの方々も全員メガネを掛けさせられていたのですが、菊谷さんのは蝶の形のいわゆる女王様メガネで大変良かったです。

TVアニメ「ひだまりスケッチ×365」ひだまりランド・ゴーランド

で、ほんとにすばらしかったのが「ひだまりランド・ゴーランド」の菊地さんと菊谷さんによるギターです。CDにも菊×菊ギターバージョンとして収録されてるものなのですが、やはり生演奏だとありがたみが違います。

そして何よりシチュエーションがちょっと良くて。菊地さんはひだまり荘セットの階段に腰掛けていて、菊谷さんも同じようにバンド用の平台で組まれたステージに座っていて。それでちょっと向かい合って目を合わせてる感じなんですよ。

なんだか二人が高校生に見えましたね。青く染まったステージで二人にライトが落ちてて、アスミスが好む言い回しをするならさながら「街灯の下で仲のいい高校生2人がギター弾いてるという体で」という感じで、終わったあとのmiccoさんの「荒川の土手が見えた」というコメントは当を得てました。

ちなみに菊地さんの弁によると「ケンカしてたのが仲直りしたデュオという設定」だったそうですが、それも宜なるかな、という感じです。

しかしアレですね。やおい的な趣味がある人のように誤解されがちなことを書いてしまいましたが、全然そういうことありませんので。一応。

ちなみにこれは開場前の物販スペース前の写真です。11時くらいから並んでたらこのくらいの時間に入れて、まだ全部の商品が普通に買える状態でした。サイリウム、マフラータオルあたりは比較的すぐ売り切れてしまったそうなので早めに行ってよかったです。