• Transparencyの透-架さんははてなダイアリーのキーワードについていろんなはてなのサイト様見ますけど、キーワードに関しては別に何も興味を示さないですね正直。無くてもいいかなぐらいの勢いだったりします。あくまでも私の意見ですけど。とのこと。書く側としては、例えば専門用語の解説へのリンクが勝手に生じるということだけでも便利ですよ。知らない人を置いてけぼりにしてしまう不安が解消されるので非常に書きやすいです。
  • id:Yunyさんによると、はてなダイアリークラブ暴君ハバネロを楽しむ暴君倶楽部なるものがあるそうで。こないだ焼きそばが出たので盛り上がってるかと思ったら閑散としてました。
  • はてな公聴会のあと飲みに行ったんですが、割り勘の端数ははてなポイントで帳尻あわせしましょうということでみんな合意したあたり、はてなダイヤラーらしいなぁ、と。

はてな公聴会を終えて

はてな公聴会に出席してきました。これは一種のオフ会なわけですが、はてな関係のものに参加するのは初めてです。

はてなの社屋内の小さな会議室で行われました(10人という参加人数の上限は「会議室に入りきる人数」で決まったのかと思われます)。

それぞれの人の簡単な自己紹介の後にはてなスタッフの近藤氏から、今回に議題についての説明があって、質疑に入りました。公開されているはてな公聴会議事録は、その時点からの記録です。

なお、書いてないみたいなので補足しますが、この議事録はそれぞれのユーザに発言内容およびidを公開して良いか確認を取った上で記録されているものです。“m”さんだけが匿名で、あとの人はユーザidです(ただし“naka4”とあるのはnaka64さんのことです)。

これに則って出席者を列挙しますと、id:adramineさん、id:yukattiさん、mさん(匿名)、id:black_jokeさん、id:o-chanさん、id:naka64さん、id:yukobaさん、id:Yunyさん、id:okgwaid:yskszkさん(以上10名参加表明順)でした。なお、はてなスタッフからはid:jkondoさん、id:reikonさん、id:mitsukiさん、id:onishiさん(書記)が出席していました。

当初は、事前に提出されていたポジションペーパーの内容を順に検討する予定だったのですが、「キーワードの有用性」を巡って議論が発散ぎみになってきたので、とりあえずポジションペーパーに基づいてそれぞれのユーザの考えを述べてもらって論点を洗い出しましょうということになりました(はてな公聴会議事録でのはてな案にあるやりとり)。

出席者のうちでポジションペーパーを用意していたのはid:adramineさん、id:yukattiさん、id:naka64さん、id:okgwaid:yskszkさんの5人でした。なお、順番は参加登録順ですが、奇しくも席順の逆時計回りでした。id:yukobaさんはポジションペーパーの用意はありませんでしたが、席順の関係でid:yskszkさんの前に発言しています。なお、id:coxcombさんとid:sasadaさんのポジションペーパーも配布されていました。

意見が一通り出そろった後、有用性の指標となりうる要素を近藤氏が列挙し、それらに基づくキーワードの存続条件についてのアンケートが行われました。それぞれの要素について「ルールを制定して基準を満たさないものは削除or評議会送りにすべき(ルール)」か「モデレーションシステムのようにユーザが個別に対応すべき(システム)」か「指標としては不適切なので考慮すべきではない(無視)」かを一つだけ選んで投票しました。その結果がはてな公聴会議事録でのキーワードの有用性の後半部分です。議事録を読んだだけでは訳が分かりませんが、これはそういうアンケートでした。誰がどれに投票したかは記録していません。

アンケート結果の解釈が非常に難しかったわけですが、一応この場に集まった人たちの意見の傾向としては次のようなことが言えるのでは、ということになりました。

  • 品詞で縛るのはよくない
  • 削除回数が多いもの(削除→サルベージのループが繰り返されたもの)は評議会送りにした方がよい
  • 長いこと放置されている(編集されていない)としてもそれは削除要件にはならない

さらに、リンクの可否ではなくキーワードの要不要の投票もできるようにし、あまりにも不要の獲得数が多いものは削除というルールが提案され、それについてのアンケートが採られました。

今回の公聴会は、「ユーザの意見を直接汲み上げたい」というはてなスタッフの要求を満たすという意味合いも当然あるでしょうけども、どちらかというと「とりあえずそういうことをやってみたらどうなるのか」という実験的意味合いの方が強かった気がします。

そう考えると、まあ最初の実験としてはそれなりにうまくいったかな、という感じです。少なくとも「こんなことやっても無駄だなあ」という結論にはならず、何かしら得るものがあったと思います。

何はともあれ、出席ユーザ及びはてなスタッフの皆さんは遅くまでお疲れ様でした。