早口すぎのポワロとマープル第34回

名探偵ポワロとマープル。久々にポワロ登場です。

今回は『二十四羽の黒つぐみ』。アガサのお家芸マザーグースものです。この話はミス・マープルのじゃなかったかなあと思ったんですが、マープルのは『ポケットにライ麦を』ですね。マザーグースの同じ詩がモチーフになってるので勘違いしてました。

オープニングテーマが流れるまでの導入部が詰め込みすぎで、みんな妙に早口になっていました。「巻いて巻いて!」って感じでちょっと面白かったです。

今回のゲストは検死した医者役で美木良介でした。不自然さはないものの浮いてる感じもしないでもなく。それにしても渋めのセレクトですねえ。最近赤木春恵とか森本レオとかのパンチが効きすぎの配役が多かったので、まあそれでいいのかも知れませんが。

アガサ・クリスティー紀行は「黒イチゴのタルト 〜ロンドン〜」。ストーリーで重要な役割を果たす黒イチゴのタルトですが、なんでも黒イチゴは天然の染料となるくらい染まりやすいんだそうで。この話を聞けば証拠となるのも頷けます。