マンガ吹き出し用フォント「アンチゴチ」

昨日に引き続きフォントの話です。フォントネタはあと数回やる予定なので特集扱いにしてみました。

さて、マンガの吹き出しの中で使われるフォントは、仮名は明朝で漢字だけゴシックになっていますが、同人誌を作ってたりフラッシュを作ってたり、その他いろいろな理由でこの種のフォントが必要になることがあります。

和文フォント大図鑑』の『マンガでふぉんと!』によると、こういうフォントを「アンチゴチ」というそうです。

このページでは様々なメーカーから出ているアンチゴチフォントが紹介されてます。私も欲しいと思ってるんですが、うーん……安いので5,799円かー。ダイナフォントはもっと安くて 5,000円だけど、妙に大陸ノリなデザインなので敬遠させて頂きたいところ。

ちなみにいかにもな博士によると、

また、コミック特有の
「あ゛い゛う゛え゛お゛」や「〜〜」、
「!! !!! !? ♪♪」等が
揃っているかも
コミックフォントとして
重要なポイントぢゃ!

──とのこと。なお、一部の文字は Web で使える文字では表現し切れてません悪しからず。でも確かに「あ゛」とかは必要かも。ところでどうでもいいですがこのマンガ、吹き出しの中に句読点があるのは小学館風ですね(Ref. 点と丸と紅玉)。と思ったらサイドバーに週刊少年サンデーのバナーが貼ってあったりします。実は何か関係あるんでしょうか。