2004年2月のアクセス解析

毎月初め恒例のアクセス解析のコーナーです。が、今回は新作の「さいたまのおいしゃさん」がトップで、後はほとんど前回と順位変わらずというつまらない結果でした。そこで目先を変えて、新作発表直後のアクセス数の時間経過を Referer を元に上位6サイトについて見てみました。

全部併せてプロットしたのが次の図です。時間依存をなくすために、単位時間(1時間)あたりのアクセス数の総和のうちの割合をプロットしています。横軸は経過時間[hours]です。

全部のグラフ

これだけだと何がなんだかわかりませんが、じっと見てると次の三つの傾向が見えてきます。

速報系(先行逃げ切り型)
先行型グラフ速報系は早さと量が命。特にイイ・アクセスはほとんど無選別と思われるほど玉石混淆で量が圧倒的。その分コメントは少なめ。
フィルタ系(後追い型)
後追い型グラフ速報系の中から、さらに選別して紹介。キャプチャ画像やちょっと多めのコメントがあってフラッシュの雰囲気がわかるようになっている。
アーカイブ系(持久戦型)
持久戦型グラフ古いものも新しいものも常に同じページにあるため、アーカイブとしての役割を果たす。

多分、速報系とフィルタ系とアーカイブ系の閲覧者層は分かれていると思われます。「いち早くフラッシュを観たい人」は速報系、「そんなにオンタイムでなくても良いのである程度選ばれたのを観たい人」はフィルタ系、「最近フラッシュに興味を持った人、あるいは過去の名作などを振り返りたい人」はアーカイブ系を見ているのではないでしょうか。

アクセス解析を見ないで内容を元にサイトを分類した結果と、サイトの内容は見ないでアクセス解析だけを見て分類した結果が一致すれば面白いですね。