パチンコ打たないけどパチンコの話

アルゼというパチスロ筐体とかの遊興機器を作ってる会社があるんですが、そこのプレスリリースによると、なんと全面液晶画面のパチンコ台が開発されたそうです。

「最新鋭全面液晶パチンコ機の完成と発売のお知らせ」

なんでも、釘調整が可能なアクリル状の透明板を考案したんだそうで、これで 20 インチの液晶画面を覆って、その上から釘を打つんだそうです。

これは結構すごいことです。盤面とソフトウェアだけ変えれば新機種になるんですから。パチンコに詳しい人によると、アルゼはどっちかというとパチスロばっかりでパチンコにはあまり注力していなかったそうですが、これで一気にパチンコ業界を制圧してしまう可能性もあります。

つまり専用筐体しかなかった業界に汎用機を持ち込んだわけで、サードパーティーにソフトを開発させてロイヤリティを取れば、パチンコ業界の任天堂になれるというわけです。

もっとも、識者によるとパチンコの筐体の場合は行政による審査があるとのことで、そうそう簡単にはいかないんじゃないかとのこと。うーん、そういうので普及が妨げられるんだと、なんだかもったいない話だなー。