マンガ喫茶に OpenOffice というのもミスマッチ

土曜深夜に帰宅しようとしたら、ちょっと電車の時間を読み違えて帰れなくなってしまいました。とりあえず大宮までは来たものの、どうしようもありません。

平日なら、東口高島屋の前から深夜 1:00 に出る国際興業鴻巣行きのバスがあるので、それに乗れば桶川まで 1,400円で帰れてタクシーよりずっと経済的なのですが、あいにく土日は走ってません。

しょうがないので大宮のマンガ喫茶 Manboo で一夜を明かしました。実は初めての体験です。でも、次の日も用があった上に、それまでに済ませておかなければならない作業があったので、結局マンガ喫茶でノートパソコン広げて作業するという、実に意味ないことやってました。あー、マンガ読みたかったなー。

そんなわけでちょっと触っただけなんですけど、ここの PC ってセキュリティ的に結構ぬるいですね。一応 C: ドライブを隠してありましたがアドレスバーに C: を直打ちすれば見えちゃいましたし(まあ、これはしょうがないけど)、USB キーも認識しますし。ていうか Admin の権限がある時点でやりたい放題です。韓国では(店にもよるんでしょうが)もっとガッチガチにしてあって、下手なことできないようになっていましたが。

そういえば、デスクトップに「Word 文書作成」とかいうアイコンがあったので、MS Office が入っているのかと思ったら OpenOffice でした。これを「Word 文書作成」と呼ぶのはちょっと詐欺じゃないかな、という気もしますね。全く持って別物ではないかと。

OpenOffice とは、Sun の SterOffice から派生したフリーの Office Suite なんですが(有償版は SterSuite)、フリーだけあってなかなか使いづらいです。MS 独裁体制の突破口としてはかなり有力なのですが、アプリケーションとしてはかなり使いづらいので悩ましいところです。最近のバージョンまで日本語の禁則処理ができてなかった(句読点が行頭に来る)という、日本語ワープロとしては致命的な欠陥を抱えていました。

久しぶりに使ってみたら、一応日本語の禁則処理はされてましたが、数式のサイズ変更のやりかたが変態的な点とか相変わらず。やっぱダメですな。残念なことにまだ MS Office のほうが使いやすい。とはいえ、MS Office のダメさ加減もかなりのものなので、このへんがソフトウェア工学の限界なのかも知れません。

しかしマンガ喫茶OpenOffice なんてマニアックなものインストールされてるだけで驚きといえば驚きです。見直しました。もっとなんていうか、ナンパなものだと思ってたので。

あと Windows Update もきちんとされてました。まあ、それくらいされてて当たり前なんですが、それすらしてないようなイメージがあったのでちょっと意外だったというか、なめすぎていたというか。関係者の方、ごめんなさい。