百合ん百合んだったマリみてアニメ春第7回
今回は見逃しませんでした。とはいえ、危ういのは変わりないので忘れないための手段を画策中(近日公開予定)。
というわけで「チェリーブロッサム」。薔薇の館のシーンから。声が変な気がするのは気のせいでしょうかね。
「おメダイ」のイントネーションは、「パソコン」とかと同じなんですね。私は勝手に「クレヨン」と同じイントネーションで読んでいましたけども。言い慣れた単語は平坦になるという例ですかね。
あ、なるほど。これ「銀杏の中の桜」+「BGN」なんですね。途中で気づいたというか、祐巳側視点で違和感なかったので気づきにくかったというか。
全体的に結構大胆にアレンジがされていて、ここまでやってあれば構成とかに文句もなくなるなあ、と。別物としてみられるというか。少なくとも小説のダイジェストにはなってないので。説明足りないのは相変わらずですが。
で、アニメ作る人がビジュアライズするのに困っただろうなあ、というのが幽快の弥勒菩薩と志摩子のお父さんですね。どっちもアニメを観て初めて「ああ、こういうのだったか」と。あと、ドリルの揺れも自然な感じでよろしかったかと。
ビジュアライズといえば今回の演出はストーリーを追っかけるというより、ひたすら映像を見せるものでしたね。すべてが「そのためのアレンジ」になっているような気が。例えば、受験についての乃梨子のモノローグがわざわざ小寓寺の参道になっているのも、ここの描写を念入りにするためかと勘ぐってしまいます。
志摩子と乃梨子との出逢いのシーンもこれでもかというほど念入りです。妖しさでいえば前シリーズでのロサ・カニーナの回もしのぎますね。桜の花びらにかこつけて「動かないで」ってのもすごいです。そしてそれを地蔵様がみてたりするわけで、説明不足は映像的な美しさで補われて(ごまかされて)あまり気にならないのです。
そういえば細かいことですが、大学の食堂も結構細かく描き込んであって、人がいっぱいでした。容子さまと祐巳が「ホットいちご牛乳オーレ」を飲んだときの高等部の食堂とはえらい違いです。
──しかし今回の予告すげー。がんばってるなあ(棒読みで)。
なお、次回のサブタイトルは「銀杏の中の桜」とのことですが、内容的には今回がそれで、次回は「マリア祭の宗教裁判」のほうがいいんでないかなあ、と思うわけですけども。ちょっとどぎつい感じが良いのです。
そして、例によってエロチック街道のヘッドさんの感想を見に行くと、乃梨子が仏像を肘をついて鑑賞しているシーンについて、かーずSPのかーずさんとちょっとやりとりが。ひじをつくのが礼節
というのはちょっと勉強になりました。でもこれって、仏像を手に持ってなくてもそういうものなんでしょうかね。
なお、いつもキャプを拝見させていただいてる透-架さんとこと雪華さんとこの更新はまだのご様子。