マープルおばさんが恋しいポワロとマープル第7回

ABC殺人事件」全4回のうちの3回目。1回目から張られてた伏線が一気に収束し、容疑者が絞り込まれていよいよ佳境です。

ところで被害者を殺した凶器を説明するとき「鈍器のようなもの」って言ってましたけど、単に「鈍器」でいいんでなかろうか。前回もこういう言い回しをしていた気がします。「バールのようなもの」とかいうのだったらわかるけど、「鈍器」に「ようなもの」をつけてもしょうがない。

さすがに原作が長編だと登場人物が多くて大変ですが、アニメで観るとそんなに煩雑な印象を受けないのはビジュアルの持つ力ですね。私の場合、外国人の名前は覚えられないので洋物推理小説を読むときは人物表が必須なんですが、アニメなら全然大丈夫です。なお、実写だと俳優の顔の区別がつきづらいのでダメです。難儀なこっちゃ。

アガサ・クリスティ紀行は「Cから始まる町」ということでチャーストンの特集。やっぱりここもアガサにとってなじみ深い土地だったそうで。

そう、普通は自分になじみ深い場所を舞台にしますよねえ。大昔、同人小説(の草稿)で作者が行ったことない町を舞台にした推理小説(のようなもの)を読まされたことがあるんですが、それがどんなに異常なことだったかを再確認しました。