無難な作りだったマリみてアニメ春第9回

4週くらい連続で白薔薇話のマリみてアニメ春。今回は「ロザリオの滴」ということで、今週から「レイニーブルー」が始まるわけですね。今から憂鬱です。

ところでイヤホンを変えたらオープニングテーマの歌声の印象が全然違うんですけども、こんなにロリっぽい声でしたっけ? って、ここに書いて同意求めてもしょうがないんですが。

レイニーブルー」に収録されている作品についてはかつて時系列リストなんか作った関係で原作との細かい違いがやたらとよく分かってしまいます。あんまりそういうの気にしたくないんですけども。

それにしても、今回も展開早すぎですねー。先週、先々週は十分にあった「溜め」が、今回はありません。そのかわり、ちゃんと蔦子さんのエピソードが入ってたりして良かったです。写真の中で笑顔の志摩子さんがやたらと良い。なんていうか、自然に楽しげです。

話が前後しますが、廊下に一人立つ志摩子さんの背後に遠巻きに生徒がいて、1年生の教室の前ということがさりげに演出されている──なんてシーンがあったんですけども、瞳子ちゃんと喋っているうちにいつのまにかギャラリーいっぱいになってて、そこにまた可南子ちゃんらしき影があります。先週もいたらしいですし、今シリーズではずっと彼女の影はつきまとうんでしょうか。祐巳につきまとってなきゃいけない気もしますが。

そしてラスト。オープニングテーマのインストがバッチリ決まっています。歌詞の意味がここで効いてくるわけですね。実によいです。

なんだかんだで今回は完全にfeaturing志摩子さんで、感情移入もそれなりにできました。原作の良さが損なわれることもなかった気がします。無難と言っちゃあ無難なんですが、無難に作るのも割と難しいわけで。

で、例によってヘッドさんの感想や透-架さんと雪華さんのキャプなどを見つつ──と思ったら、キャプはまだっぽいです。

エロチック街道のヘッドさんの感想ですが、今回はなんだか全然ノってない感じです。基本的に冷静にツッコミ、というパターン。

乃梨子今日は安定しているとか蔦子さん安定してるなとか、安定安定と何のことだろうと思ったらこれ、作画のことなんですね、きっと。当初は精神状態かと思ったんですが、それじゃ普段乃梨子ちゃんや蔦子さんがヒステリーみたいではないかと思い直しました。

さて、次回は「黄薔薇注意報」。「黄薔薇まっしぐら」以来、黄薔薇関係は何かのもじりであることが多いわけですが、これは『きんぎょ注意報』のもじりで合ってるんでしょうかね。「黄薔薇☆絵日記」が『みかん絵日記』のもじりである(と考えられる)ことからして、あながちあり得ない話ではない気がします。