やっとゲスト登場のポワロとマープル第23回

パディントン発4時50分」全4回中第3回の名探偵ポワロとマープルですが、今週になってやっとゲストが登場しました。杜けあきさんという宝塚のOGだそうですが、全然違和感がありません。ナイスキャスティングです。毎回このくらいこなしてくれる人をゲストにしてほしいものです。

サブタイトルが「シンプルな動機」なのはいいんですが、結局動機は謎のまま。ミス・マープルが「案外動機はシンプルなのかも知れませんよ」と示唆するだけでした。

ストーリーは飛ばし気味ですが推理しやすくなっています。原作ではほとんど捜査担当の警部の視点で描かれているのですが、その視点を一切排除しているからでしょう。これはこれで良いように思います。

父親のことで不機嫌なアレックスにメイベルが同意するシーンは良かったと思います。メイベルが父親に反発して云々という話の第1話を観てないとよく分からないシーンですけども。

メイベルとアレックスは先週もなんか怪しい雰囲気になってましたから、来週何かしらのフォローがあることが予想されます。しかしメイベルは第19回ヘイスティングスとアレだったはずなのですがねえ。まあどうでもいいことですが。

アガサ・クリスティー紀行は「ミス・マープルの村 〜ウディコム〜」でした。ここはセントメアリミード村のモデルになったといわれる場所だそうですが、第13回にもそんなような話があったような。まあ、モデルになった場所はいろいろあるんでしょうけども。