『DEATH NOTE 6 交換』を読んだ
- 作者: 小畑健,大場つぐみ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/04/04
- メディア: コミック
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完全に単行本派の私。いやー、面白かった。
「ヨツバキラ」を追いつめるシーンで、捜査から手を引いたはずの彼らが登場する展開には「燃える」の一言でしょう。パトカー陣の先頭を切る車の中で喜びを淡々と語る二人の姿には目頭が熱くなりました。
出てくるのはおじさんばっかりですが、「途中で離脱した仲間がピンチに現れる」という構図そのものは少年マンガの王道パターンだったり。
『DEATH NOTE』はなんだかんだで警察が絡むエピソードにいいのが多いですね。
相沢のあのシーンの感動は言うまでもないですが、私が一番好きなのは3巻のさくらTVに突入した局長を守るべく警察が出動するシーンです。ここで局長のために車を用意して待っているのも「奴」なんですね。その姿を見て一瞬間をおいて局長が言う「ありがとう…………」の重みたるや。
あと、今回もミサミサが大活躍というのが嬉しいですね。特にライトの正体を聞かされ本当にそうだったなら素敵ね
と不敵に微笑むミサが実にすばらしいです(同様に5巻p.53でのサイコー
も実に良いです)。これは4巻p.40での素敵な殺し方
の次に好きな表情です。
次巻で第一部完ですかね。単行本派でも第一部の衝撃のラストは色々と耳に入ってきますが半信半疑状態をキープするべく入ってくる情報をセーブしています。無駄なあがきですけど。