飛行石はオタの楽園を指し示すのか

残念なことにどうも不発の感がある例のハピマテ祭りについて、カトゆーさんとこで紹介されていた記事より。

この祭りに関してはポジティブな意見が多いので、こういったネガティブな意見がひときわ目立つというメモ*1。

積極的に否定している人は確かに少ないですね。はてなのキーワードを辿った感触としてはこの件に言及している人のうち2%くらいしかいないように思われます(ちゃんと集計はしてません。すみません)。

上記メモで紹介されている意見は表現がかなり挑発的なために引用者によって荒れるのを避けるため引用元は明記しませんという配慮までされてたりしますが、そこまでではないまでもはっきりと否定する立場を表明している人は他にも何人かいます。

そのうち例えが面白いというか良い意味で非常にオタク的だったのが次の記述です。「一般人→地上のひとびと」「オタク世界→ラピュタ」と例えた上で、

 地上のひとびとは、異質な世界がじぶんたちの上空をまわっていることを、決して良しとはしないでしょう。それはとても不安なことであり、「ラピュタ」はかならず、地上のひとびとに忌避され、排除されることになるでしょう。

と、この祭りによって「地上のひとびと」に「ラピュタ」が認知されてしまうことを恐れています。

いろんな意味でうまい例えですね、これ。

「地上のひとびと」の一人だったパズーは空から降ってきた「少女」に連れられて「ラピュタ」にたどり着いてしまうわけですが、この「少女」が具体的に誰なのかは個人差があるのでしょう、きっと(つまり分かりやすいところを挙げると綾波だったりアスカだったりということです。まさにシータである人もいるでしょう。私はONEの七瀬だったりしますが、それはまた別の話)。

何にせよラピュタにたどり着いてしまった我々はもはや地上のひとびとと共存はできまい、という話なんですね。

このテーマはもうちょっと掘り下げたいところですが、話が拡散するので今回は「ハッピー☆マテリアル」に戻りましょう。

(この話の続き→「ハッピー☆マテリアル」である必然