「本名:ハカセ」の人々

Taichiroさんのネギま!で遊ぶで、日付と出席番号を合わせて31日間毎日キャラ祭りという素敵な企画をやっていて、今日は出席番号24番のハカセの日だそうです。

ネギま脳の我々にしてみれば「葉加瀬」といえば葉加瀬聡美なわけですが、世間一般的には音楽家葉加瀬太郎のようです。

「葉加瀬」でググっても氏のほうが上に来ます(google:葉加瀬])。これはオタに影響されやすいGoogleにしては珍しいことで、英語表記ではエロゲメーカーに取って替わられてしまった演劇集団キャラメルボックスと対照的です([google:CARAMEL BOX)。

それはともかく「葉加瀬」って実在する名字だったんですねー。いままで寡聞にして知りませんでした。しかしこんな名字の人がクラスにいたらあだ名は「ハカセ」以外考えられませんな。あだ名でも何でもなくてそのまんまという指摘もありますが。

さて、ある一定の年代以上の人ならば「ハカセ」というあだ名の人物といえばオバQに出てくる彼です。

ノヽ
カセ

眉と目が「ハ」と「カ」と「セ」になっているというある意味前衛的なキャラですが、彼も実は「ハカセ」が本名だったんですね。

これは藤子・F・不二雄による後日談「劇画オバQ」で明かされている事実です。

Qちゃんは最終回の「9時カエル(新オバケのQ太郎4巻所収)」でオバケ学校に入学するためにオバケの国に帰るんですが、その後日談として藤子・F・不二雄によって描かれた作品がこの「劇画オバQ」です。藤子・F・不二雄SF短編PERFECT版の1巻などに収録されています。詳細はヤマカムの山田さんによるレビューがありますので、そちらをご覧ください。

で、問題のシーンはこちら。

また博勢さんにあってたんじゃないの!?

まさか「博勢」と書いて「ハカセ」と読ませるとは。

ちなみにこっちは名字じゃなくて名前のほうみたいです。検索するとそういう名前の方が何人かいらっしゃるのが分かります(Ref. google:"博勢")。

なお、上のコマでなんでハカセと会ってることを奥さんがなじってるかというと、別にウホッな話じゃなくて、ハカセが正ちゃんにしきりに脱サラを勧めてることを知っているからです。ここだけ切り出すと誤解を招きますねえ。