ネガティブキャンペーンになっちゃった年金未納付問題

先日、江角マキコさんが年金のCMに出演しておきながら本人は払っていなかったという話(Ref. 江角マキコ、国民年金問題で「ゴメンナサイ」会見)がありましたが、これを受けて菅直人氏が衆院での参考人招致を言い出したそうです。ゲンダイネットの記事(江角マキコ 国会招致騒動)では、一番悪いのはそんなタレントを起用した社会保険庁ではないかとバッサリですけども。

なお、ジャーナリストの田村建雄氏によると、

国民年金や厚生年金資金でムダな豪華施設を造り、赤字タレ流しを指摘されると、タダ同然でたたき売る。しかも、自分たちの宿舎の整備に保険料から31億円の投入を検討するなど、やりたい放題

とのことです。もっとも、宿舎整備にどの程度の必要があるのかが問題になりますけども。我が桶川市の市役所のように、市民の方から「他市に誇れる庁舎に建て直してほしい」という要請が出てしまうほどボロボロだということもあるわけで。まあ、宿舎が綺麗だからといって国民が誇れるわけでもないですが。

年金資金の運営がデタラメだという話は、スタンダード 反社会学講座スーペー少子化論争〜PART3の2つ目のトピックスでも年金を破綻させる金持ち父ちゃんとして触れられています。これ読むとなんていうか、年金の保険料払うのが本当にバカバカしくなってしまうので良くないですね。