マープルおばさんが恋しいポワロとマープル第11回
マリみてが次回最終回という一方で、まだまだ続く名探偵ポワロとマープル。今回はオカルト系話。原作は短編ですが、話に起伏があり名作の一つに数えられると思います。
しかし今回も、船といいラクダといいポワロ受難の回です。ラクダは側対歩(なんば歩き)なのでかなり乗り心地が悪いようですからしょうがないですね。
砂が云々と、『メソポタミアの殺人』ではここまでぶつくさ言わなかったような。
それにしても的場浩司がミッチーに次ぐ浮きっぷりです。もっともミッチーの場合と違って、こちらは声が通りすぎて浮いてるのですが。
今回のアガサ・クリスティー紀行は「アガサが愛した家 〜ガンプトン〜」。予想に反して「シリア」とかではありませんでしたが、考古学者の夫と住んだ場所とのことで、今回の話に関係なくもありません。
しかし、今回の収穫はむしろ薔薇の話。アガサ・クリスティを記念して作られた薔薇があるそうで、その名もロサ・アガサ・クリスティ! まあ、薔薇には何にでも「ロサ」が付くわけですけども、マリみて好きとしてはちょっと嬉しかったのでした。