やっぱり推理する余裕がないポワロとマープル第15回

またもやミスマープルが活躍の名探偵ポワロとマープル。今日は「青いゼラニウム」。登場人物がやたらと多いです。

とはいえ「誰がやったか」はバレバレなので、メインになる謎は壁紙に描かれたいつの間にか青くなる花。

毎度思うことですが一番肝心な情報が提示されてすぐに解決編なので視聴者が推理する余裕がありません。まあ、30分しかないのでどうしようもないですけど。

そういえば妙に怪しかった元紅薔薇さま似の女の人は結局なんだったのか――と思ったら、最後に引き合いに出されて納得。

次回は「エンドハウス怪事件」だそうで。これは最近原作を読んだのでよく覚えています。私はこれ、結構名作だと思います。元が長編なので、どう端折るのかが興味深いです。

アガサ・クリスティー紀行は前回の続きでコッキントン村でした。小さな村の古い教会で結婚式を挙げたいということでよそからやってきた若いカップル。事件のかおりがします。教会の鐘の鳴らし方を示す暗号めいた表といい、妙にミステリーのモチーフを感じました。