演出にしてやられた「きみしね」

一緒に買ったゲームは「きみのためなら死ねる」です。ベタですみません。一応、ネタバレにならない程度にレビューなど。

いきなり変な話なんですが、デモの演出にしてやられました。これが2画面ディスプレイをうまく使ってるんですよ。

まず冒頭の映画館とおぼしきシーンでももちろん効果的なんですが、一番良かったのはストーリーモードのクライマックス(「きみしね」にも一応ストーリーがあります)。

「暗闇の中浮かび上がる文字──」という演出は別に2画面じゃなくてもできる訳なんですが、これを2画面でやるとこんなに効果的とは。

そして基本的に「上の画面から下の画面へ」流れるストーリーが、一カ所だけ「下から上へ」広がります。非常に象徴的です。この演出はほんとにすばらしい。

ゲームをまたやってない人はこれ読んでも意味わからないでしょうけども、この感動は是非実際にゲームをしたときに味わってほしいと思います。