ずいぶん久しぶりのポワロとマープル第21回

今週の名探偵ポワロとマープルは「パディントン発4時50分」でした。

今回は妙に安心してみられるなと思ったら、妙な芸能人が声をあててないからでした。まあ、この作品は妙に登場人物が多く、次回放送で続々と出てくるようですから、そのうちの犯人役か極めて疑わしい人物のどちらかが例によってアレなのでしょう。

一応、原作を途中まで読んで予習してから観ました。全4回なので、第1回はとりあえず死体発見のあたりまでだろうなと思ってその辺までしか読まなかったのですが、実際その通りでした。まあ、引きを考えてもそこで切るのが妥当でしょう。

主人公にあたるメイドのルーシーがアニメオリジナルキャラのメイベルに置き換わっている点が大胆アレンジですが、いまのところストーリーは割と原作に沿ってる気がします。

それにしてもゴルフしながら死体を探すというところまで同じにしなくてもいいような。怪しまれないように、あちこちに飛んだゴルフボールを探しているフリして死体を探すわけですが、アニメの場合はオリバーと戯れているってことにすれば良かったような気がします。

メイベルとそのペットのオリバーは今までずっと存在意義が問われていたわけですが、やっとメイベルは主役を張る機会を得たわけで、いよいよもってオリバーの存在意義が問われます。

──あ、もしかするとゴルフは伏線なのかも。だとすると話は変わってきますが、どうなんでしょう。

アガサ・クリスティー紀行は「パディントン駅 〜ロンドン〜」ということで、物語の始まりの駅の話。

どうでもいいですが、イギリスの車両って妙に近未来的デザインなんですね。

あと豆知識としてマイケル=ボンドという作家のパディントン・ベアもこの駅が由来ということだそうで。くまのパディントンのことは知ってはいましたが、一緒だということに今まで気づきませんでした。不思議なものです。