やけにいい話になったポワロとマープル第24回

パディントン発4時50分」全4回の最終回の名探偵ポワロとマープル。いよいよミス・マープルが犯人をハメてめでたしめでたしの回です。

ラストにエピソードが付け加えてあり、やはりアレックスについてフォローがありました。ロンドンでの再会も匂わせていたので、もしかすると今後アニメ版独自の展開を見せてくれるかも知れません。このシリーズはメイベル周りのアレンジが割と悪くないので期待できそうです。

それにしても今回はかなりいい話でまとまっています。第13回のときを彷彿とさせました。例によってミス・マープルがすごくいいこと言ってるんですが、犯人のハメ方はどう考えてもアンフェアな分、落差が激しくてナイスです。まあ、ミス・マープルは底意地の悪さが味なので全然構わないのですが。

次回は「ブリマス行き急行列車」だそうで。これも読んだことない気がするなあ……予習しとくかなあ。

アガサ・クリスティー紀行は「庶民の社交場 パブ」ということで、イギリスの一般的なパブについての話。悪名高いイギリス料理についても触れられていました。ちなみに、クリスティの著作にはパブが殺人などの事件の現場になっているものはないのだそうです。意外でした。