マリみて新刊の後書きみたいな話:長谷川町子編
ちょっとしつこいかも知れませんが、こないだの「マリみて新刊の後書きのようなことは横溝正史も言ってたなあ」の続きを。
サザエさんも連載期間が長いだけに色々と矛盾があるようで、『磯野家の謎』なんかでも色々と指摘されてたりします(この本は「原作に書かれていることは全て正しい」というスタンスなので無理矢理解釈されていますが)。
『磯野家の謎』が刊行されたのは作者の没後ですが、連載中にもそういう指摘があったそうで、『サザエさんうちあけ話』というエッセイでネタにされています。
- 作者: 長谷川町子
- 出版社/メーカー: 姉妹社
- 発売日: 1979/01
- メディア: 単行本
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日ソ か、ソ日 か、カレーライス か、ライスカレー か、マンガと いえど げん格に 指てき して 正さなければ 気のすまない かたも あります。
例えば、
なんて指摘があったんだそうで。そんなこと言ってたらきりがない気がしますが、気になる人は気になるのでしょう。
あと面白かったのが、
「サザエさん が、かぞえたら 26枚 も ネンネコを もっているが、少し 多すぎや しないか?」
──ほんと昔からこういう人はいるんですねえ。
ところでお気づきの方はお気づきのことと思われますが、
ということで、この話にはきれいにオチが付いているのでした。