頻繁な更新と稀な更新、どっちが無駄足を踏ませがちか?

これもずいぶん前の話ですが、入門Ajaxが初心者にオススメできない理由という記事について。

俺が言いたいのは「RSSリーダー」と「ソーシャルブックマーク」という便利な道具を1万は超えるであろう読者に教えずに、秘密にし、騙し続ける事に対して罪悪感はないのか、ということだ。個人ニュースサイトの運営者なんかは当然RSSリーダーとかバリバリ使ってあちこちにアンテナ張ってるんだろうから、知らないわけがないのである。一体いつまでそういうことを続けるつもりなのか。

エロチック街道のヘッドさんによると、あのカトゆー家断絶のカトゆーさんも特にRSSリーダーは使っていないそうで。

まあ、さすがにWWWCくらいは使ってると思われますが。

こういう話を聞くと、更新スタイルについて考えさせられます。

ほんとなら充実した更新を頻繁に行うのがいいんでしょうけど、時間的にアレだったりする関係で、私の場合は

  • 軽い更新を頻繁に行う
  • 充実した更新を稀に行う

のどっちかになってしまいます。

読む人がRSSリーダとかを使っているという前提があるならば、どんな更新の仕方をしたって構いません。問題はWWWCを使ってる場合です。

WWWCだと、更新されたことは通知されてもどんな内容かまではわかりませんから、見てみて軽い更新だったりすると「無駄足を踏んだ」と感じてしまう可能性が高くなります。

昔のWWWCとかのツールすらなかった時代はいちいち見て回ったわけですから、軽い内容でも何かしら更新されてた方が「無駄足感」が希薄で済んだのですが、平均的な巡回サイトの数が増えているのと、WWWCやアンテナの普及によって今はそれが逆転している状態になってます。

「軽くても頻繁な更新の方がよい」時代から、WWWCなどのツールの出現によって「稀だけど充実した更新の方がよい」時代へと移り変わってきました。ここにRSSを導入すると「どっちでもよい」という非常にうれしい時代が到来することになるわけです。今までの流れからすると、いずれそうなるのは必然だと思います(もっとも、それはRSSに代わる何かである可能性もありますが)。

とはいえ、私も今のところはRSSリーダは常用してませんので、どちらかになってしまうのなら「充実した更新を稀に」の方がありがたいですし、自分のページもそういう更新を心がけていたわけなんですが、それを意識しすぎてしまうと今回みたいに更新間隔が空きまくるという「それはそれでちょっと……」って感じになってしまいます。どうしたものか。

まあ、自分のペースでやるのが一番いいんですけどね。いろいろ気にしすぎだと自分でも思います。

ていうか、普通の人は「無駄足」とか別に思いませんよね。そう思っちゃうような人はRSSリーダとか使え、という話であって。

きっと、このあたりの感覚の違いがgeekといわれる人と普通の人との違いなんでしょうね。