南浦和で懐かしの山本式エアコン用流体素子を見た
先日南浦和駅で武蔵野線に乗り換えようとしたところ、KIOSKの上のファンの前で何かゆらゆらと揺れるものを見つけました。
よく見るとCD-ROMの穴にひもを通してつり下げてあるのです。──おお、これはあの山本式エアコン用流体素子ではないですか!
これはかつて一世を風靡して書籍にもなった「今日の必ずトクする一言」に書いてあったものです。
- 作者: 山本智矢
- 出版社/メーカー: CQ出版
- 発売日: 2002/09
- メディア: 単行本
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エアコンは便利なんですけど、ルーバーをONにしていても部屋の構造や家具の配置によっては空気が滞ってしまい、部屋の隅の方まで温風なり冷風なりが行き渡らないという現象がよくあります。
そこで風の吹き出し口の所にうまい具合にCD-ROMをぶら下げると、1/f揺らぎが云々で空気が攪拌されて部屋の隅々まで温風なり冷風なりが行き渡るという話なのです。
なんだか嘘くさいですが、hirax.netの平林氏がシミュレーションをしてその有用性を実証してたりして侮れません。
自分の家なら好きなように温度調整できるのであんまりありがたみがないかも知れませんが、オフィスなどで吹き出し口の真下の席と離れた席とで温度差が大きいときなどに威力を発揮する、かも、知れません。
しかし南浦和では何でまたあんなところに仕込んであったのか気になります。位置的にいって通行人に風が当たるような感じでもないですし……。
と思ったら、そういえば正面がJuicer Barでした。あそこは店の内側が通路より少し高くなっていますし、風が直撃する可能性は高いです。
もしかしたらそこの店員さんからクレームがあったかしたのではないかと邪推してみる次第。もし事情通の方がいらしたらコメントください。