むしろAirH"PHONEで実現すべき「REAL 〜零〜」

零〜紅い蝶〜』という、「射影機」と呼ばれるカメラで撮影すると霊が写っていて、それを使って謎を解いてくというアドベンチャーゲームがあるわけですが、それの携帯電話版ともいうべき『REAL 〜零〜』が、FOMAの900i対応のゲームとして発表されました。8月2日から配信されるとか。

ケータイウォッチの記事
http://k-tai.impress.co.jp//cda/article/news_toppage/19744.html
プレスリリース(PDF)
http://www.tecmo.co.jp/company/pdf/20040715.pdf
携帯電話向けサイト
http://0.tecmo.jp/
参考:零〜紅い蝶〜
http://www.tecmo.co.jp/product/zero2/

指定された場所を撮影すると「出る」んだそうで。携帯電話向けサイトから体験版がダウンロードできます。さいたまオフ常連のいるまさんがFOMA使いだったので試してもらったところ、演出に笑いました。

体験版を実行すると身近な闇を撮影してくださいと指示されます。で、適当な場面を撮影すると現像中……と表示されて処理が始まります。ハズレのときは「特に異常はないようだ」というメッセージと共に写した画像が表示されます。「出た」場合は画像が表示される前に嫌な予感がする……と表示されます。「キタ──────────(°∀°)─────────ッ」って感じです。で、不気味な音楽とともに霊が写りこんだ画像が表示されます。

体験版の場合、暗いところに写るだけのようです。普通に人を写さず下に向けて撮ったら、ジーンズの股間のところから現れたりしてやっぱり笑えます。

なお、ある情報筋によると体験版は暗いところに写るだけで、それ以上の仕掛けはないとのこと。だけど、製品版はちゃんと「指定された物」とかに写るんだそうで。興味深いですね。もちろん、形状認識とかできるわけはないでしょうから、郵便ポストとかの色だけで判別できる物とかになるんでしょうが。肌色検出で顔をしてその横に出すとかいうのもありですね。

なお、「指定された場所」にも写るんだそうですが、どうやって場所を特定するんですかね。FOMADDIポケットの位置情報コンテンツみたいな機能ありましたっけ?

DDIポケットにはLI機能という位置特定のための機能が用意されてまして、例えばオープンネットコンテンツの @ITI/ にアクセスすると、

【北緯】
35度59分42秒36
【東経】
139度34分08秒37

といった具合に、無駄に精度が高そうな表示がされます。実際には100m程度の誤差が出ますので、それぞれ±3秒くらいはズレます。なので、下二桁は全く意味がありません。桶川駅の裏側(東口)のロッテリア前でやってみたところ、やっぱり100mくらいずれてました。

実験結果
小さい十字が実験場所で、照準みたいなマークが結果です。

うーん惜しい。誤差が数メートルならかなり面白いことが出来そうですね。

参考:位置情報コンテンツ(DDI POCKET)
http://www.ddipocket.co.jp/p_s/service/location/
参考:位置情報精度対決! AH-K3001V v.s. AH-J3002V!(Air Internet -H")
http://www.f3.dion.ne.jp/~sato_t/edge/jikken/j017.html