先日のポワロとマープル第31回

この日は「スリーピング・マーダー」の第2回でした。

若き日のケネディ氏が今と違いすぎてあまりにうさんくさいです。叙述トリックのたぐいだったりしないだろーなー。つまり、いま目の前にいるケネディ氏は偽物、という。そこまで凝ってないか。

当時を知る人を訪ねていくうち過去がだんだんと明らかにという構成はポワロ物の『五匹の子豚』を彷彿とさせます。

そしてクリスティお得意の「人物X」が登場。しかしこのキーワードをメイベルが口にすると何故こんなに浮くのだか。

この日は「だんだんと過去が明らかになってきましたよー」で終わるのかと思ったら、最後に意外な伏兵が。

ゲストがなんと森本レオです。

これも赤木春恵の時と同様にもうなんというか、あまりにも森本レオです。失礼な話なんですけど笑っちゃいました。他のゲストでも本人の顔が浮かぶくらいのことは別に普通にあるのに、赤木春恵だったり森本レオだったりすると何でこんなにおかしいんだか。

アガサ・クリスティー紀行は「エリザベス時代の町 〜トットネス〜」でした。

年に一度のお祭りの日、フリーマーケットでみんなエリザベス時代のコスプレをするのだそうで。これにタウンクライヤーというのが出てきて、『不思議の国のアリス』を思い出しました。

タウンクライヤーとは、放送がなかった当時、街頭でニュースを叫ぶという役目だったのだそうですが、『不思議の国のアリス』でアリスを裁判にかけると告知するウサギがこんな感じだったように思いました。やっぱりこれだったんでしょうかね。