久米田氏もいい迷惑のときメモファンド事件

各所の個人ニュースサイトで取り上げられていますが、「週刊少年サンデー」に掲載された漫画がコナミから抗議を受けた件。読み切りの『ハヤテの如く』という漫画にあったこちとら「ときメモファンド」の借金で首も回らねぇんだ!!!という台詞がまずかったらしいですね。コナミによると、

1口あたりの償還金額が額面金額を上回る実績で2003年2月に償還が完了しております。

ということだそうで。なんと! 元本割れしていなかったなんて知りませんでした。これはすごいトリビアです。びっくりです。コナミが重大に受け止めるべきなのは当該ファンドについて事実と異なる内容が読者の皆様に伝えられたなんてことではなく、『「ときメモファンド」は元本割れだった』という誤解を今まで放置していた広報の怠慢ではないでしょうか。だって、こういうことでもないと誤解を正せなかったってことですからね。

それにしてもみんなが揃って『かってに改蔵』だと思ってたというのは面白いですね。私もそう思いましたが。この件を受けて久米田康治氏は厳重にコナミに抗議すべきではないでしょうか。

『当該漫画を明記しないことで、当該漫画があたかも「かってに改蔵」であるかのような、読者の誤解を招く結果を引き起こしたことから、当方より発信元であるコナミに対して善処方申入れを行うものである』

──てな感じで。

あと完全に余談なんですが、ATOK15 って「ときメモ」が辞書に入ってるんですね。さすが。