エンタメ

「アメリカ人は作るな!」の『ハリー・ポッター』

『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(Ref. Yahooの映画情報)を観ました。監督が替わったとのことで、前2作よりは映画として面白くなってた気がします。前2作は飽くまで原作のダイジェストでしかなく、「原作読んでない人お断り」だったので。まあ2時間程…

谷川流『涼宮ハルヒの消失』

(※この記事は2004年に書かれたものです)先日、『涼宮ハルヒの消失』を買って読んで面白かったので、思い出など交えつつレビュー。『涼宮ハルヒの何々』シリーズは、「憂鬱」「溜息」「退屈」「消失」と、4巻目を数えています。好き好き大好きっのYU-SH…

一気にミステリ臭くなったポワロとマープル第5回

今日はABC殺人事件(全4回)のうちの1回目。シリーズ最初の本格的な殺人事件ということで、全般的に音楽がやたらとおどろおどろしいです。アイキャッチの音楽まで変わっています。このシリーズではポワロが妙に思わせぶりなセリフなど吐くことがありません。と…

むしろ次が楽しみなポワロとマープル第4回

今回は若干推理の余地がある構成かなあ、なんて思いつつ見ていました。まあ、いずれにせよ原作読んでるからアレですが。それにしても3分半しか茹でない茹で卵ってどうなんだろ、固まらないよなあ、とか余計なこと考えてたり。犯人は往生際良過ぎですが、まあ…

お姉さん大幅カットのさきミルドラマCD

『ゆびさきミルクティー』のドラマCDを聴きました。HCDと書いてあるのはハイブリッドCD-ROMのことかと思っていましたが、そうじゃなくて白泉社のCDという意味なんだそうで。大体CD-ROMじゃないんだから当たり前です。ジャケットのイラストは描き下ろしとのこ…

推理の余地なしのポワロとマープル第3回

今週のゲストは酒井法子と及川光博だったわけですが、キャストの中でミッチーだけ一人で下手くそすぎです。下手というより、浮いてるだけか。まあ同じことです。叔父が遺したはずの金塊を探してほしいという話。前回ほどメイベル嬢は活躍しませんでした。思…

意外にSFしてた陽気婢『身想心裡』

縁があって陽気婢氏の『身想心裡』という短編集を読む機会があったのですが、意外に私好みでびっくりです。陽気婢氏というとフランス書院でエロマンガ描いてるだけの人だと思ってたんですが、この短編集はなんとSFっぽいのです。特に、テレパシーで周囲の人…

当時小学生だったけどなあ…のファミ探2

「スーマリ2」を初めとするディスクシステムのゲームがファミコンミニで復活するとのことで往年のディスクシステムファンの間で話題になってるわけですが、駿河電力さんとこを見ていたらファミコンミニ版の『ファミコン探偵倶楽部PART2 うしろに立つ少女』…

JASRACにアレしなくてもカラオケに入るのか?

カトゆーさんとこ見て知ったのですが、ついにJOY-SOUNDで『いちごGO!GO!』が配信されることになったんだそうで。Snow Flake の澤倉さん達の2年前からの活動がやっと結実したわけで、実にめでたいです。この話を聞いて思い出すのは、任意ラジヲのオープニング…

むしろAirH"PHONEで実現すべき「REAL 〜零〜」

『零〜紅い蝶〜』という、「射影機」と呼ばれるカメラで撮影すると霊が写っていて、それを使って謎を解いてくというアドベンチャーゲームがあるわけですが、それの携帯電話版ともいうべき『REAL 〜零〜』が、FOMAの900i対応のゲームとして発表されました。8…

ポワロとマープル第2回

名探偵ポワロとマープル「安マンションの謎」。前回参院選で流れたので第2回です。ミス・レモンが登場して、かなりいい感じでした。悪意のない冷たさがバッチリです。見下げ果てた日々の企てのスズキトモユさんのツッコミに笑いました。 安マンションはとも…

ポワロとマープル第1回も観た

NHKで名探偵ポワロとマープルが今日から始まったんですが、実はアガサ・クリスティーのファンなので観てしまいました。朝日新聞のテレビ欄にも書いてありましたが、ポワロとミス・マープルが一緒に活躍というわけではないようです。まあ、そうしちゃったら話…

『さきミル』はきれいなプレゼント(中身はともかく)

今日は、以前この日記でも触れた『ゆびさきミルクティー』の 3巻の発売日なので、早速買って読みました。前回が「レイニーブルー」並に絶望的ラストだった割に、比較的あっさりでした。3話ぐらい使ってドロドロの展開になるかと思ったんですが。それにしても…

いま『ガウガウわー太』が熱い…

コミックバンチで連載中のマンガに『ガウガウわー太』という作品がありまして、毎週読んでて単行本も買っています。この作品、かつては編集者との不和で打ち切り疑惑や委員長祭りなどで「ちゆニュース」で取り上げられていたりしてましたが、マンガとしては…

ヤンマガとコカコーラC2と。

今週のヤンマガはすごかったですねー! 何がってカイジが。まさか……美心がくるとはっ……!あまりの衝撃に、star side で逝こう!では早速美心キッスなるフラッシュが公開される始末。私もこれにインスパイアされて、「美心ナース」なる安直なものを考えまして…

マンガから出てきたかのようなシュークリーム

いずみのさん(id:izumino)とこで知ったのですが、最近夏目房之介氏がマンガ史研究会でよしながふみの『西洋骨董洋菓子店』について発表したそうで。不思議な縁もあるもんだなーと思いました。というのは、中山道にあったブックマーケット桶川店が 5月いっぱ…

『苺ましまろ』3巻の面白さは異常

先日『苺ましまろ』3巻を購入しました。「シンデレラ」と「リコちゃんハウス」がギャグマンガとして異常に面白かったです。 シンデレラは毎日 いじめられていました。 木、金は とくに いじめられていました。 こういう微妙にズレてる感じに弱いんです。電車…

『よつばと!』がよく考えられてるように思うのは

『よつばと!』の2巻(isbn:4840226741)がいつの間にか発売されてたので購入しました。この作品は『あずまんが大王』と違って、月姫とかクトゥルフとかさいたまとか(手前みそですみません)のパロディが作りにくいのが難点ですな(あ、よつばと月姫はありま…

キル・ビル Vol.2 と改訂前版台本

忙しい合間を縫って友人と『KILL BILL Vol.2』を観てきました。で、感想というか、それにまつわる話。一応、それと分かるネタバレはなしです(公式サイトとか見れば分かる程度の情報は勘弁してください)。今回、「骨子の部分はちゃんとしてるけど、ディテー…

自作板はどうなってるやら

今週の『魁!!クロマティ高校』が自作PCネタで、やたらにマニアックで笑ったんですけど、RAID を RADE と書いちゃってるのが減点ですね。立ち読みだったので気づいたのはそこだけだったんですけど、他にも怪しいこと書いてあったかも知れません。私が読んだ限…

ドキドキ対決をはてなでやるのは面白いかも

まなづるさん(id:manaduru)お勧めのマンガ『宇宙の法則世界の基本』の1巻を読みました。絵がアレな感じだったり、掲載紙が「ばんがいち」だったり、Amazon では18禁扱い(isbn:4797326492)だったりしますが、別にそういう作品ではありません。まなづるさんは…

イノセンス、その後。

前の日記(id:okgwa:20040314#p1)で「映像はすごいけど訳わからんかった」で終わりにしてしまった映画『イノセンス』ですが、野良犬の塒でイノセンス FAQとしてフォローされていたのでネタバレ掲示板も合わせて一通り読んでみました。あ、一応この記事に限っ…

ファンの人ごめんなさい

押井守監督のアニメーション映画『イノセンス』を観てきました!それにしても映画館がガラガラでびっくり。座頭市とかキル・ビルとか、マトリックスシリーズの時とえらい違いです。映像にお金かかってそうな印象だったんですが、こんなんで大丈夫なんでしょ…

歴史よりアニゲーの方が強いのはダメ人間の証

クイズマジックアカデミー(QMA)の遠征してきました。遠征と言ってもただプレイしに行っただけなんですが、桶川という僻地に住んでいる限り遠征になってしまうのです。だって近くにないんだもん。一応上尾に何件かあるんですが、駅から遠すぎたり1PLAY 200円…

お約束だよ! ドクロちゃん

先日の日記(id:okgwa:20040309#p1)で触れた『撲殺天使ドクロちゃん』は、いわゆる「おしかけ女房型」のカテゴリに分けられるのですが、それで片づけてしまうことができない違和感を感じます。この違和感を、私の友人は以下のように分析します。創作のアイデ…

ネーミングの元ネタはルルーの「黄色い部屋の謎」かな

キヨスクの脇に変な広告があるので気づいたんですが、いま「黄色い箱の謎」なんていう J-WAVE だの So-net だのドトールだのキヨスクだのその他諸々が結託した大がかりな謎解きキャンペーンをやってたんですね。オフィシャルページの事件の経緯を見たら何げ…

撲殺天使ってなんなのさ

昨日のことです。星がいつもよりきれいに見える寒空の下、僕は珍しく早い時間に帰途についていました。こんな日は珍しいのです! 毎日なぜか帰りが終電間際のくたびれたサラリーマンのごとく明日を思うと思わずホームを通過する快速電車に身を躍らせ「びどぅ…

あくまでドラえもんの「映画の」話ですよ?

TECH さんの TECH SIDE を見てたら、映画「ドラえもん」についての記事が紹介されてました。劇場版ドラえもんは今年で25作目とのことです。む。「ぼく桃太郎のなんなのさ」が闇に葬られてしまっているのが残念(これを入れれば26作目)ですけども、まあめで…

今週の『電脳なをさん』の元ネタがわからなかった向きに

今日発売の週刊アスキーに載ってる『電脳なをさん』が『サザエさんうちあけ話』のパロディで個人的にツボにはまりました。『電脳なをさん』(唐沢なをき)とは、毎回マニアックなパロディで大半の読者を煙に巻きつつ一部の読者のツボを直撃している漫画です…

DQ2 の復活の呪文で楽しいごろ合わせを作ろう

まなづるさん(id:manaduru)からメールでタレコミがあったんですが、sarasiru 氏(もみゅもみゅの偉い人)のTentative Name. で紹介されているドラクエIIでみさくらなんこつっぽい復活の呪文が通っちゃうぅうぅっ! という話。そういえば巫女ラジ第5回で、あ…